転職先決定!!

2001年11月19日
会社へ入るということは、その会社を志望する人と会社の双方の意思によって決定されると一応は言えるわけですが、ただそれだけではなく、そこに双方の意思がそのように一致し、結ばれるような、目に見えない大きな力が働いていると言えるのではないでしょうか。それは一つの運命であるとも考えられます。


松下幸之助の著書に『社員心得帖』というものがあります。その「新入社員の心得」のくだりです。この段の「文意」は本当は別のモノですが、敢えて拝借。はい、やっとこさ、納得のできる会社を見つけることができました。


以前日記に書いたことの中に、<手に入れたいモノ&やりたいこと> ってのがあります。その箇条書きの中に「長野県で暮らす」「都会の子供に自然体験させる」という項目があって、それを中心にライフプランを作成していました。35歳で長野県にIターン就職をして、40歳から民宿を経営することが目標。軍資金は10年で5000万円は用意したい。それが可能な会社を探し回っていました。それだけ稼げる可能性がある会社ということは、「それだけ仕事がキツイ」ということですが、10年我慢して、希望死亡年令の77歳までの42年間を楽しく暮らせばいいのだと、腹を括っています。挫けないように頑張ろうと思っているのです。

そういう訳で、とある不動産会社に応募しました。留守電に電話があったのが金曜日。電話をしたのが土曜日。面接を受けたのが日曜日。内定を頂いたの「も」日曜日!(まさに運命?:笑)

人事の方には「夢の糧のために仕事をしたい」という思いを伝え、ライフプランを表で説明したり、今まで使おうと思っていて使わなかった、学生時代に出版した雑誌やら、<手に入れたいモノ&やりたいこと>を見せたら、強烈に気に入られてしまいました。その結果、人事担当さんの方から「今から社長と会わない?」とお誘いを受け、内心、戸惑いながらも、その日の内に社長さんと面談となりました。

社長さんは、冷静にあら探しをして頂き、厳しい質問もされましたが、 例の項目の中の「峰不二子バリのグラマー女を手に入れる」というくだりで、信用してくれたそうです(笑)。どうやら、オレが内定を獲得するためだけに、ただ目立とうとしているのではなく、本音で喋っているとかどうか、とか、厳しい質問に対しては、繕わず素直に弱い面を認められる人間であるかどうかが重要だったようです。

考え込んでしまうような場面でも、人事の方がフォローして下さったので、とても感謝しています。冒頭の引用は、こういう理由があったからです。


実は、社長さんに<手に入れたいモノ&やりたいこと>のことを、「若いねぇ。何年か経ったら、きっと変わるよ。オレも昔そうだったんだぁ。」って言われました。自分なりに解釈したことは、『自分の欲求』の羅列だったからだと思います。「社会への奉仕の目」が抜けているからなのでしょう。『社員心得帖』には、こんなくだりがありました。

”会社は公器”
…仕事は公事であり、会社は公器という意味です。オレが関わる仕事は、会社の公事であり、その会社は社会大衆に繋がってる公器と考えられます。オレがポカをやれば、会社だけではなく、顧客から会社のの印象を悪くするということでもあります。

このように考えると、将来のオレの仕事(ライフワーク)は、人を幸せにするものであった方が、よりイイわけです。そういう思いを、これからの仕事で発見できるかどうかも、成功するかどうかに繋がると、今は思ってます。

あと、親には迷惑をかけっぱなしだったので、生き様で納得してもらいます。がんばりまっしょい!!

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