魅力度

2001年10月26日
JobWeb(ML)で知り合った方から電話があって、渋谷で呑むことになった。メールや電話はしていたが、実際に会ったのは初めてだ。彼は大阪の大学を卒業して東京の証券会社で働いている。いつもオレの予定が合わなかった。こうやって連絡をもらえることは嬉しい。

いつも思うことは『魅力』について。今日会った彼の印象は「いいひと」だってこと。どんな友人になるかは分からないケド、今のところ株の話とか、自分が知らない分野の情報を入手できる人脈どまりである。笑顔の下で何を考えているか分からない奴だと誤解して欲しくはないのだが、正直な印象はそうだった。まだ彼の「好い所」をオレは知らない。ホッとできる方であったり、共感できる方であれば、これから深い付き合いになるかも知れない。人との付き合い方は相手が自分のどの部分を満たしてくれるかによる。本質的な考え方をしたら、自分にとっての「メリット」がなければ、人間関係は続かないものではないだろうか。だから感じとれないものは分からない。分からないものは、感じられない。

一度の出会いを大切にしている。今日会った人と、次にまた会えるとは限らないものだから。「また会いたい」と思えたならば自ら時間を割こうとするが、相手がそう思ってくれるかどうかは分からない。

立場を逆にしたら単純なことではないだろうか。「相手」が「オレ」にどれだけ『魅力』を感じられたかが重要なのである。オレが求められているモノは、きっと何かしらあるはずだ。今日の彼の「ウォント」は『オレと会うこと』だったと思うが、求めているモノが茶飲み友達なのか、いろんな業界の人脈をつくることなのか、楽しく過ごせる相手を探しているのかは、また人それぞれなのである。求められているモノをオレ自身が充たせないのだとしたら、相手は満足を得られはしない。すると、オレは相手にとって重要度の低いランクになる。自ら存在意義を無くしてしまうことは、まったくもってつまらない限りだ。どうせなら、相手からまた会いたくなるような人物になりたい。

だから自身の魅力を上げることに力を注ぐ。『自分の形』を明確なモノにする作業によって。それは相手にとって直接のメリットが無くても構わない。魅力とはオレそのもの。その形が相手のメリットをどれだけ訴求できる可能性があるのかが重要だと思ってる。様々な立場の人から多く情報やモノの見方を得て、多角的なモノの見方から答えを見い出したいと願う人間がオレ。表層的な人間関係には魅力を感じはしない。オレのウォントは『多くの人と出会う』こと。第一印象の善し悪しは、オレの満足の機会を左右することになる。可能性を感じてもらえれば、また会ってくれるかも知れないし、相手の方からコンタクトをとってくれるかも知れない。

日曜日にある会社の人事部長との面談がある。彼のメリットを訴求できれば、その会社でオレが働くことによって、何らかのメリットを得られる可能性があったってことだろう。オレが相手のメリットと一致したということだ。

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