敵状視察予定

　とある派遣会社とアポイントがとれた。うちと同じく、高田馬場にある某一流会社出資の派遣会社。オレもネットで調べてて初めて知ったくらいだから、どの程度本腰を入れているのかはわからない。だけど、系列の会社に派遣しているわけではないようだ。

　ここ2週間程、人材派遣会社についての本を読み漁って提案書を作成してた。企業ごとのWEBサイトを研究して、最も効果のあるオフラインとのプロモーション展開案を提案書としてまとめた。その営業先のひとつがココって訳。

　うちの会社は新規開拓をしてるのはオレだけだから、営業ツールは自分で作る。普通の会社だと能率が悪くてこうはいかないかな（いい加減仕事をとってこなくて肩身が狭いのだが）。その分、前の内定先での企業ごとに最適なプランを提案できないというジレンマから解放されるけど、ターゲットを絞らなくてはかなりきつい作業だ。昨日お会いした営業の方の会社は、サポート体制が充実してるから、援護力がうらやましく思ってしまう。もちろん、自分がやりたいことがはっきりしている仕事か、割り切ってないと何の援護にもならんけど。デモ、提案書作成はかなりの勉強になるし、自分の気になる業界にアプローチできるのが営業のメリット。それに営業マンは、普通なら速効性のある受注と種まきを同時にしなければならない。だけどうちの会社ではオレは野放しにされてるから、好き放題させてもらってる（いいことでもあるし、悪いことでもある）。

　この会社へはおととい飛び込みで行った。TELアポだと断られる可能性があるから、とにかく提案書を渡してから納得してもらった上でアポイントをとることが、自分で作成した営業ツールの場合効率がいい。なにせ時間もあるから、ターゲットの会社仕様の提案書だからね。デモ、受付で聞き出した情報によると、WEB部門はなんと『立川』。。担当者の名前を聞き出し、一旦会社に戻って、担当者宛にメールを送信した。うちの会社のWEBサイトは半年以上死んでいるから実績も掲載して。

　立川までは1時間以上かかった。なのに、やっぱり予想通り丁重に断られる。あまりにもあっさりと断られてしまったから、ビックカメラで時間を潰してから中央線に乗ったのだが、流石というか、人身事故。。結局バスを乗り継いだりして、帰社するのに3時間もかかってしまった。。

　そんな訳で、TELアポするのもなんだけど、結構自信があったから担当者と話をした。そしたら、あっさりOK！？　「普段は営業を私はしないんですけど、派遣業界に興味があって〜」とかなんとか言いながら（いや、ホント、人事もやってるし、来週からは、とあるラジオ局のサイトの更新作業もするんですよ〜）、来週の金曜日の約束を、ご担当が高田馬場に来る火曜日にちゃっかり変えてもらった（電車賃1000円が浮く！）。

　そんなこんなで、今回は以前よりも突っ込んだ業界の話を聞けそう。ちなみに明日は、NMPでキャリアカウンセラー講座の説明会に参加。「転職の達人」なんて本まで買ってしまったし、去年を思い出す。

　仕事に対する憧れなんてものは、学生だけのものだな。本当にやりたいことを見つけた後の方が大事。だから、もっと自分の成し遂げたいことを掘り下げて、実績を早く残して「何がデキルか」を言えるようにしなければならない。