今日の日記

人は見かけに依らないとは言うけれど、人に対する見方は、また人それぞれらしい。うちの社長が出社できなかった。取締役と夜中に猛喧嘩して、また落ち込んだらしい。激務で身体も心配だったから、たまには休んで欲しいと思ってたから、それはそれで好都合なんだけど。

奴のことを高校から知ってる俺。会社を一緒に立ち上げた取締役、新入社員。それぞれ彼に対する見方は違う。

気ばっかり張る彼は、心の拠り所を身内に求めてるのに、決して表に出さない。そのくせ気にかけてもらいたいさみしん坊だ。オレと彼の関係は、一緒に仕事を始めた時点で変わる。今までは泣き言をよく聞いていたが、それが言いづらいのか、それとも他に理由があるのか、言えなくなった彼。会話は業務的なもののみに。自分で精一杯のオレ。やっと立ち位地やるべきモノを見つけたが、困惑の毎日。それは彼から全員に伝染する。サークルではないから、会社だから、そういうものだとも思えた。だが、そうではない。汲み取ってあげたい気持ちに、応じることはない。だからオレもそうはしない。堕とすだけだから。そして彼は崩壊する。自分でもわかってるはずなのに。自分から距離を置くこと、緊張をもたらすこと。周りを畏縮させるだけ。どうしたらよいか困惑しているだけなのに、ムリヤリ隠す。こっちも、今までのような友達感覚と社員という感覚の板挟みから抜けだせない。

書くのやめる。
変わるしかない。
変化ではなく、これは転機。